庇のある正面は、唐松の縁甲板張り、庇の無い東西面は、ガルバリウム鋼板を採用し
メンテナンスに配慮しています。
壁が杉板の落とし込み材となっている板倉造りの住まいです。
柱、梁等の構造材も多摩産材(東京の木)を採用しています (地産地消)。
落ち着いた室内空間であるとともに木材の調湿作用により体にも心地よい室内となっています。
(第7回真の日本のすまいコンテスト林野庁長官賞受賞)
サンルームとの間にある障子を閉めた状態のリビング空間。障子から漏れる光が美しい。
オープンキッチンに平行して配置しているダイニングテーブルは、長さ2.4mの無垢の楢材。
リビング、ダイニングに開いたアイランド型のオープンキッチン。背面に扉付きの収納スペースがあります。
深い庇の2階バルコニー、夏は陽射しをカットし、冬は、太陽高度が低くなるので陽射しを室内に取り込む。
玄関扉は、外壁と同じ唐松縁甲板の造作。
2階は、南に面して一列のバルコニーとなっています。
昔の日本の民家にある縁側を現代的に解釈したサンルーム。
障子でリビング空間と仕切られます。床は、大型のタイルを使用し、冬は太陽の熱を蓄熱する提案です。
吹き抜けに面して補助暖房の薪ストーブを設置しています。
(主暖房は、床下前面の床暖房です。)
キッチン横に4畳半の和室があります。床は、半畳の琉球畳を敷き込んでいます。
白くモダンな浴室。坪庭に外風呂があります。
外風呂は、小さなサウナがあるのでサウナで暖まった体を外風呂で冷やします。
2階通路から眺めた吹抜け。2階南面は、太陽の光を室内に取り込む大きな開口あります。