自然素材による家づくり

私たちは長年、住宅の質の向上に取り組んできました。

現在の住宅は、F☆☆☆☆の材料を使用すれば【問題無い】として、接着剤で固めた合板を多用しています。


F☆☆☆☆を簡単に説明しますと シックハウス対策を目的に設けられた【ホルムアルデヒドの発散がほとんど認められない建築材料】を示します。

しかしながら、シックハウス症候群の原因物質としては、ホルムアルデヒドやVOC(揮発性有機化合物)などがあげられます。また、ホルムアルデヒドの代用品として使用されておりますアセトアルデヒド(揮発性有機化合物)の使用制限はございません。これらのことからホルムアルデヒドだけを規制したF☆☆☆☆建築材料であれば【問題無い】と判断するのは難しいことではないでしょうか。

※VOC(揮発性有機化合物)とは、トルエン、キシレン、トリクレン(トリクロロエチレン)、塩化メチレン(ジクロロメタン)、酢酸エチルなど約200種類あると言われています。


そこで私たちがと提案するのは、無垢材を中心とした自然素材による家づくりです。

私たちは、仕上げ材だけではなく施工すると見えなくなる下地材にもこだわって無垢の自然素材を使用しています。また、珪藻土を固めるための材料や、無垢剤の表面処理に使用する塗料などにもVOC(揮発性有機化合物)を含まないものを選定しています。

オーガニック・コットンやオーガニック食品などへのこだわりと同じように 住まいの見えないところまで無垢材にこだわった本物のオーガニックハウスにすることで空気環境を改善し、健康で安全な日常生活を過ごせるのではないでしょうか。

また、現在一般的に普及している集成材や合板は、湿気を含むと劣化してしいますが、無垢材は、高温高湿の夏場でもさらさらとして肌触りの良く、時の経過とともに味わいを深めていく材料なのです。

住宅セミナーでは、実物サンプルをご覧いただきながら詳しく説明する講座を行うこともございます。住宅セミナーの講座内容にてご確認くださいますようお願い申し上げます。


お客様のなかには、無垢材や自然素材へのこだわりを求めない方もいらっしゃいます。決して無理におすすめすることはいたしませんのでお気軽にその旨をお聞かせくださいますようお願い申し上げます。

日本の風土に合った国産材の構造材が最適です。
標準仕様:土台は青森ヒバ、柱は桧
 
最も湿気がこもりやすい場所です。ここは、合板ではなく無垢材が最適です。
標準仕様:屋根下地は杉、床下地は杉
複層フローリングが主流ですが、経年劣化素材なので単板がはがれたり、変色したりすることがあります。無垢床材は時間とともに味わいを増していくだけでなく、足触りもよく快適です。
標準仕様:無垢 フローリング(カバザクラ、チーク、栗など)
 
ベニアにシート貼が主流ですが、無垢の建具は丈夫で質感もとても良いです。
標準仕様:無垢自然塗装(ポプラ・ホワイトアッシュ・桧・杉など)
窓枠、建具枠、幅木なども長く使用するために、無垢材とします。
標準仕様:無垢自然塗装(ポプラ・ホワイトアッシュ・桧・杉など)
 
ビニールクロスには通気性や調湿性がありません。また、年数が経つと黄ばんできたり、はがれたりします。調湿性や脱臭効果のある珪藻土などの塗り壁や無垢材貼りを採用します。
標準仕様:無垢自然塗装(ポプラ・ホワイトアッシュ・桧・杉など)
木目調の天井は、ベニアに木目調の印刷シートを貼った材料や木目柄のビニールクロスで作られることが多くありますが、無垢の杉板を使用します。標準仕様:杉板貼り
 
押入は湿気がこもりやすい場所です。調湿性の高い桐板を貼ることにより改善ができます。
標準仕様:桐板貼

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